虜囚とらわれ)” の例文
一時、したたかに水を呑んで、昏々こんこんの状におちていた凌振だったが、はっと気づくと、ここは宛子えんし城中の一閣、賊寨の聚議庁ほんまる、たしかに、虜囚とらわれとなった自分に相違ない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)