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虚妄
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うそ
ふりがな文庫
“
虚妄
(
うそ
)” の例文
「それが、貴方にあるたった一つの障害なのじゃ。歪んだ空想のために、常軌を逸しとるのです。
儂
(
わし
)
は
虚妄
(
うそ
)
の
烽火
(
のろし
)
には驚かんて」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかし僕は、指一本動かさせただけで、また詩文の字句一つで発掘を行い、それから、詩句で
虚妄
(
うそ
)
を作らせまでして、犯人の心像を
曝
(
あば
)
き出したのだ
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「なに、詩文で
虚妄
(
うそ
)
を⁉」と熊城がグイと唾を
嚥
(
の
)
んで聴き
咎
(
とが
)
めると、法水は微かに肩を
聳
(
そび
)
やかせて、
莨
(
たばこ
)
の灰を落した。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“虚妄”の意味
《名詞》
うそ。いつわり。
横領。着服。
(出典:Wiktionary)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
妄
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“虚妄”で始まる語句
虚妄者