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虚妄
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いつはり
ふりがな文庫
“
虚妄
(
いつはり
)” の例文
綱碇を丈夫にして檜木造りにする上は難風を乗り逃るゝたよりあるべき事古き沖船頭の言ふところ
虚妄
(
いつはり
)
ならざるべしと考へ定め、九百石と八百石との船を新に造り
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
嗚呼我人とも終には
如是
(
かく
)
、男女美醜の
別
(
わかち
)
も無く同じ色にと霜枯れんに、何の翡翠の髪の
状
(
さま
)
、花の笑ひの
顔
(
かんばせ
)
か有らん。まして夢を彩る五欲の
歓楽
(
たのしみ
)
、幻を織る四季の
遊娯
(
あそび
)
、いづれか
虚妄
(
いつはり
)
ならざらん。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“虚妄”の意味
《名詞》
うそ。いつわり。
横領。着服。
(出典:Wiktionary)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
妄
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“虚妄”で始まる語句
虚妄者