トップ
>
虓然
>
こうぜん
ふりがな文庫
“
虓然
(
こうぜん
)” の例文
時に坐客数人まさに満を引く、
虓然
(
こうぜん
)
の声左右にあるごとく酒
几上
(
きじょう
)
に傾かざる者なしとあって、虎の声は随分大きいが獅に劣る事遠しだ
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
『淵鑑類函』巻四二九に虎骨
甚
(
はなは
)
だ異なり、
咫尺
(
しせき
)
浅草といえども
能
(
よ
)
く身伏して
露
(
あら
)
われず、その
虓然
(
こうぜん
)
声を
作
(
な
)
すに及んではすなわち
巍然
(
ぎぜん
)
として大なりとある。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
事に臨んで身を
匿
(
かく
)
すに妙で、虎巧みにその身を覆蔵すと仏経に記され、〈虎骨甚だ異なり、
咫尺
(
しせき
)
浅草といえども、能く身伏し
露
(
あらわ
)
れず、その
虓然
(
こうぜん
)
たる声を
作
(
な
)
すに及んで
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
虓
部首:⾌
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画