“虎列刺”の読み方と例文
読み方割合
コレラ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝飯前あさめしまへ仕事しごとにして天下てんかをどろかす事虎列刺コレラよりもはなはだしく天下てんか評判ひやうばんさる〻事蜘蛛くもをとこよりもさかんなるは唯其れ文学者あるのみ、文学者あるのみ。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
彼は虎列刺コレラで死んだので、その時は公な葬式が許されず、今や、三ヶ月後になって、それが行われるのである。
而もその人々は、虎列刺コレラが猖獗を極めているからでもあろうが、みんな死んで了ったかの如くである。