“蘭童”の読み方と例文
読み方割合
らんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘭童らんどうあるが故に、一女優のひとすじの愛あらわれ、菊池寛の海容かいようの人情讃えられ、または蘭童かかりつけの××の閨房けいぼうに御夫人感謝のつつましき白い花咲いた。
二十世紀旗手 (新字新仮名) / 太宰治(著)
福田蘭童らんどう、あの人、こんな手紙、女のひとへ幾枚も、幾枚も、書いたのだ。寸分すんぶんちがわぬ愛の手紙を。
二十世紀旗手 (新字新仮名) / 太宰治(著)