“藪梅”の読み方と例文
読み方割合
やぶうめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従来の正史や尊氏伝記ではよくわからなかった一女性が、隠されていた藪梅やぶうめみたいに訪問者へホホ笑みかける。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして今日は、藪梅やぶうめの花と、幼稚園と、人なき村社が、昼をひッそり晴れ澄んでいるだけだった。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)