薪雑木まきざっぽ)” の例文
旧字:薪雜木
小児こども同士が喧嘩して及ばぬ敵の迫る時も、腕白な悪戯いたずら薪雑木まきざっぽで追わるる時も、石垣が逃げ場所で、ぴたりとひそんですがるとそのまま、衣服きものすそのそよそよと、潮に近き唐撫子からなでしこ
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)