トップ
>
蔡福
>
さいふく
ふりがな文庫
“
蔡福
(
さいふく
)” の例文
その夕、弟にあとをまかせ、
蔡福
(
さいふく
)
は大牢の路次を曲がりかけた。と、薄暗がりの物蔭から走り出た
蝙蝠
(
こうもり
)
のような人影が、ペタと彼の前にぬかずいて。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この夜、
蔡福
(
さいふく
)
と蔡慶の兄弟は、家族を先に山東へ立たせたあと、軍師呉用のいる所をたずねて来て、こう頼んだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
が、一
枝花
(
しか
)
の
蔡慶
(
さいけい
)
も、兄の
蔡福
(
さいふく
)
も、全然これを、意識的に見のがしていた傾向がある。——さきに梁山泊の密使
柴進
(
さいしん
)
から
沙金
(
さきん
)
千両をもらっていた
礼心
(
れいごころ
)
でもあったろうか?
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蔡
漢検1級
部首:⾋
14画
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
“蔡”で始まる語句
蔡
蔡瑁
蔡和
蔡仲
蔡邕
蔡九
蔡京
蔡陽
蔡慶
蔡温