“蓮見”の読み方と例文
読み方割合
はすみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連れて不忍(しのばず)の蓮見(はすみ)から、入谷(いりや)の朝顔などというみぎりは、一杯のんだ片頬(かたほお)の日影に、揃って扇子(おうぎ)をかざしたのである。せずともいい真似をして。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母親に手を引かれて行く子供を看(み)ると、別にそれが綺麗な子でなくても、ぽちや/\肥つてさへゐれば、蓮見(はすみ)に何とか話しかけて振顧(ふりかへ)るのであつた。
チビの魂 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
「蓮(はす)池があります。あれを前にした所は、ちょっと、不忍池のいろはか蓮見(はすみ)茶屋といったあんばいですぜ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)