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蓊欝
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をううつ
ふりがな文庫
“
蓊欝
(
をううつ
)” の例文
わが筆も亦た何物ぞ。言ふ
勿
(
なか
)
れ、
蓊欝
(
をううつ
)
たる森林、幾百年に亘りて巨鷲を宿らすと。言ふ勿れ、豊公の武威、幾百世を蓋ふと。
嗟
(
あゝ
)
何物か
終
(
つひ
)
に尽きざらむ。何物か終に滅せざらむ。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
偉大なる思想は一投手、一挙足の間に発生すべきにあらず、
寧
(
いづく
)
んぞ知らん、一国民の耐久的修養の力なるものを
俟
(
ま
)
つにあらざれば、
蓊欝
(
をううつ
)
たる大樹の如き思想は到底期すべからざるを。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
蓊
部首:⾋
13画
欝
部首:⽊
25画
“蓊”で始まる語句
蓊鬱
蓊乎
蓊
蓊匌
蓊然