“蒸暖”の読み方と例文
読み方割合
むしあった100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはなんだか蒸暖むしあったかいやうな、頭がすこし重いやうな心持になりましたので、雨の晴れたのを幸ひに構外の空地あきちに出て、だん/\に青い姿をあらはしてゆく箱根の山々を眺めてゐました。