“蒋琬”の読み方と例文
読み方割合
しょうえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、蒋琬しょうえんはさすがに、善処して、あやまらなかった。彼はまず尚書令となって、国事一切の処理にあたったが、衆評は、彼に対して
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは折ふし外から来合せた成都の使い、蒋琬しょうえんの声だった。彼はちょうどこの場へ来合せ、倉皇、営中へ入って、すぐ孔明をいさめた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
で彼は、そのいずれにも後事を託さず、かえって、平凡だが穏健な蒋琬しょうえん費褘ひいとにしょくすところ多かったのである。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)