“蒋”の読み方と例文
読み方割合
しょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょう閣下のように二百万の兵を殺し国を焦土にして国民を路頭に迷わしても、外国へ亡命すれば向うの銀行に十億近くも預金のある人はいいですがね……われわれ
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
示したかということも……しょう主席は米国とどんな条約を結んだか知りませんがね……
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
孫永才は、流石さすがに脱走となると、一抹の寂しさを感じない訳には行かなかった。だが、このしょう政権に、将領しょうりょうに、今更何の未練があろう。彼はもう決心すると老人の厚意を泣いてうけた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)