萱堂カヤドウ)” の例文
數年前の春の初め、野燒きの火が燃えのぼつて來て、唯一宇あつた萱堂カヤドウが、忽痕もなくなつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)