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菎蒻閻魔
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こんにゃくえんま
ふりがな文庫
“
菎蒻閻魔
(
こんにゃくえんま
)” の例文
縁日の事からもう一人私の記憶に浮び
出
(
いづ
)
るものは、
富坂下
(
とみざかした
)
の
菎蒻閻魔
(
こんにゃくえんま
)
の近所に住んでいたとかいう
瞽女
(
ごぜ
)
である。
伝通院
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
気が
塞
(
つま
)
って来ると、笹村はぶらぶら家の方へ行って見た。家には近所の
菎蒻閻魔
(
こんにゃくえんま
)
の縁日から買って来た
忍
(
しのぶ
)
が
檐
(
のき
)
に釣られ、子供の悦ぶ金魚鉢などがおかれてあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
何、植物園から豆府地蔵、
不如
(
しかず
)
、
菎蒻閻魔
(
こんにゃくえんま
)
にさ。煮込んでも、味噌をつけても、浮世はその事だよ。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
菎
漢検1級
部首:⾋
11画
蒻
漢検1級
部首:⾋
13画
閻
漢検1級
部首:⾨
16画
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
“菎蒻”で始まる語句
菎蒻
菎蒻本
菎蒻色
菎蒻島
菎蒻玉