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菊綴
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きくとぢ
ふりがな文庫
“
菊綴
(
きくとぢ
)” の例文
水干はそれでも、肩が少し落ちて、丸組の緒や
菊綴
(
きくとぢ
)
の色が怪しくなつてゐるだけだが、指貫になると、裾のあたりのいたみ方が一通りでない。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“菊綴”の解説
菊綴(きくとじ)とは、水干・水干袴や鎧直垂・鎧直垂袴などの縫い合わせ箇所に付けられた総(ふさ)飾り。
通常の直垂は菊綴の飾り部分を総状にせず結び留めることから、「結び菊綴・菊綴結(きくとじむすび)」あるいは「もの字」と呼ぶが、これらも纏めて「菊綴」と呼ぶ場合が多い。
また、相撲の行司の直垂では、菊綴の総の色によって階級分けされている。
(出典:Wikipedia)
菊
常用漢字
中学
部首:⾋
11画
綴
漢検準1級
部首:⽷
14画
“菊”で始まる語句
菊
菊石
菊五郎
菊池
菊池寛
菊石面
菊之丞
菊塢
菊花石
菊亭