“荒廃(あれ)” の例文
旧字:荒廢
諏訪湖(すわこ)にまたは天竜川に、二人の兄弟は十四年間血にまみれながら闘ったが、その間柵(しがらみ)と久田姫とは荒廃(あれ)た古城で天主教を信じ佗(わび)しい月日を送っていた。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
灰を被ったような古いクロムウェル街の家並は、荒廃(あれ)きって、且つ蜿々(えんえん)と長く続いている。
P丘の殺人事件 (新字新仮名) / 松本泰(著)