“草履屋”の読み方と例文
読み方割合
ぞうりや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このごろは雨つづきで草履屋ぞうりやの商売も休みも同様であるばかりか、亭主の藤吉は宵から出ているので、女房のお徳は店を早く閉めて、奥の長火鉢の前で浴衣ゆかたの縫い直しをしている時
半七捕物帳:44 むらさき鯉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
どうぞあなたの力で救っていただきたいと、こう申すのでございます。そこで、一体あなたは何処のお方ですかと訊きますと、わたくしは無量寺門前の草履屋ぞうりやの藤吉という人のうちにいる。
半七捕物帳:44 むらさき鯉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)