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茂庭周防
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もにわすおう
ふりがな文庫
“
茂庭周防
(
もにわすおう
)” の例文
幕府の老中から通知があって、
伊達陸奥守
(
だてむつのかみ
)
の一族伊達
兵部少輔
(
ひょうぶしょうゆう
)
、同じく
宿老
(
しゅくろう
)
の大条兵庫、
茂庭周防
(
もにわすおう
)
、片倉小十郎、原田
甲斐
(
かい
)
。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それはかつて
茂庭周防
(
もにわすおう
)
と密会した小座敷で、男はまだ覆面のまま、酒を飲んでいた。甲斐はおくみに眼くばせをしながら坐り、おくみは出ていった。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
おと年(寛文五年)の夏、塩沢丹三郎が毒死し、去年の正月には
茂庭周防
(
もにわすおう
)
に死なれた。周防が寝ついていた百余日、病床をみまったのは、僅かに三度だった。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
すすめたのは
茂庭周防
(
もにわすおう
)
だと、しきりに悪声を放っているそうではないか
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さらに
茂庭周防
(
もにわすおう
)
、大条
監物
(
けんもつ
)
、自分(原田甲斐)などが謁をたまわった。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
万治の大変のとき、彼は
茂庭周防
(
もにわすおう
)
の罪を鳴らした。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
すると、
茂庭周防
(
もにわすおう
)
のおもかげが眼にうかんだ。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「私は故人の
茂庭周防
(
もにわすおう
)
と、ここにいる船岡との協力で、一ノ関の陰謀とたたかって来た、どうたたかって来たかは話すにも及ぶまいが、敵は一ノ関だけではなかった、まことの敵は大老酒井侯であり、侯の目的は伊達六十万石の改易にあった」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
庭
常用漢字
小3
部首:⼴
10画
周
常用漢字
小4
部首:⼝
8画
防
常用漢字
小5
部首:⾩
7画
“茂庭”で始まる語句
茂庭
茂庭佐月