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苦味
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くみ
ふりがな文庫
“
苦味
(
くみ
)” の例文
道理で、すこし茫然とお見うけ申されます。それがしのように、お考えなされませ。どこに、敗北の
苦味
(
くみ
)
を
嘗
(
な
)
めないで、大事を
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦味
(
くみ
)
丁幾
(
ちんき
)
を服し、ペプシンを服し、粥を煑て吸ひ、フランス麪麭を
購
(
あがた
)
ひて
喫
(
くら
)
ひ、壓し麥を喫ふのを見ることは多いが、咀嚼時間を長くして
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
世間に背中を向けた人の
苦味
(
くみ
)
を帯びていなかっただけに、私にはそれほどの
手応
(
てごた
)
えもなかった。私は先生を老い込んだとも思わない代りに、偉いとも感心せずに帰った。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“苦味”の意味
《名詞》
苦 味(くみ・にがみ)
苦い味、またはその程度。
不愉快な気持ち。また、その様子。
男の顔の引き締まっている様。
(出典:Wiktionary)
“苦味”の解説
苦味(にがみ)は五基本味の一つの味覚である。苦み(にがみ)。
(出典:Wikipedia)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“苦味”で始まる語句
苦味走
苦味丁幾
苦味酒