若衆わけいし)” の例文
庄「いよ、違っても違わんでもの時に挽いた若衆わけいしと云やア何にも云わず五十円で買おうが、決して他言をしてくんなさんな」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
庄「まア/\宜い、若衆わけいしさん、買う買わねえは兎も角も一杯いっぺえ此処で飲みねえ、おめえも何だろう、腹からの車挽くるまひきじゃアあるまいうちは何処だい」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
庄「お前往って呼んで来な、手を叩くと旦那じみて極りが悪いから、一寸往ってお出で、(美代吉の跡を見送り)若衆わけいし
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)