“芸藩”の読み方と例文
読み方割合
げいはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芸藩げいはんの片田舎に、貞節な春水未亡人として暮している彼女には、都会の様子も、複雑な社会人争闘の戦法も、男同士の女よりもつよい嫉視しっしも、反目も、分らなかった。一図な心配も無理ではない。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)