芥々ごみごみ)” の例文
今まで心の澄み透る様な中に居たのが急に蒸しっぽい芥々ごみごみした所に出て、気味の悪い息を胸一杯に吸って仕舞ったので、何かに酔いでもした様な気持になった蕙子は
お久美さんと其の周囲 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)