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艶姿
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えんし
ふりがな文庫
“
艶姿
(
えんし
)” の例文
艶姿
(
えんし
)
にはなお、
瑞々
(
みずみず
)
と垂れるようなものがあったが、廉子ももう聞きわけのない妙齢ではない。女性の三十一であった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鏡の間の壁に嵌めた無数の鏡は、女の
艶姿
(
えんし
)
嬌態
(
けうたい
)
を千万倍にして映じ出だした。庭園には女の軽々とした歩みの反響がし始めた。己が晩年に
贏
(
か
)
ち得た、これ程の楽しい月日は、総て是れ御身の賜ものだ。
復讐
(新字旧仮名)
/
アンリ・ド・レニエ
(著)
と、
媚
(
こ
)
びた眼をのこして、緋と白との、
鮮
(
あざ
)
らかな
艶姿
(
えんし
)
を、拝殿の蔭へ、消してしまった。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“艶姿”の意味
《名詞》
艶かしい姿。
(出典:Wiktionary)
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“艶姿”で始まる語句
艶姿女舞衣