舞踏室ぶとうしつ)” の例文
その晩、大きな舞踏室ぶとうしつで、王女は影とダンスしました。王女も身が軽いのに、でも影はもっともっと身軽みがるで、こんなに身の軽い人をあいてに、王女はまだおどったことはありませんでした。
こんどは、はなやかな舞踏室ぶとうしつにいるのを見たのです。そのときは、ある金持の商人の、美しい花嫁はなよめになっていたのでした。わたしは娘の幸福をよろこんで、静かな夜ごとに、たずねてやりました。