舞踏場ぶたうぢやう)” の例文
停車場ていしやぢやう、ホテル、舞踏場ぶたうぢやう、如何なる所にてもよし、かの燦爛たる燈火の光明世界を見ざる時は寂寥せきれうに堪へず、悲哀に堪へず、あたか生存せいぞんより隔離されたるが如き絶望を感じ申候まをしそろ
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)