“舞衣五人紅”の読み方と例文
読み方割合
いつたりあけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほめぬ千鳥啼く夜の加茂の里びと 又明けては 後朝きぬ/″\や雪の傘する舞衣うしろ手見よと橋越えてきぬ 冬川は千鳥ぞ来啼く三本木紅友禅の夜著干す縁に 舞衣五人紅いつたりあけの草履して河原に出でぬ千鳥の中に 嵐山名所の橋の初雪に七人渡る舞衣かな など色々あるが皆とりどりに面白い。
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)