自跋じばつ)” の例文
殊にこの詩巻の自跋じばつの数行はのびのびとしていて力強く、「水漲一丈、堤上泥深一尺」あたりの快さは無類である。随分癖のある書だが、それが少しもいやでなく、わざとらしくもない。
黄山谷について (新字新仮名) / 高村光太郎(著)