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自惚
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のろけ
ふりがな文庫
“
自惚
(
のろけ
)” の例文
「K—さんにお
自惚
(
のろけ
)
を聴かされているところなんですの。どうしてお安くないんですよ。」お銀は沈んだような調子で言った。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
昨日
(
きのふ
)
は一日、芝で古道具屋をしてゐる叔母の處へ行つて、
散々
(
さんざ
)
ツぱら姉の
棚卸
(
たなおろ
)
しや、自分の
自惚
(
のろけ
)
やら愚痴やら並べて、其晩
寄席
(
よせ
)
へ連出したことも確である。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
後で気のついたことだが、ちびりちびり酒を飲みながら、
自惚
(
のろけ
)
まじりのK—の話のうちには、女を友達から引き離そうとするような意味も含まれてあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「面白くでもない。北海道の女のお
自惚
(
のろけ
)
なんぞ言って」
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
惚
漢検準1級
部首:⼼
11画
“自惚”で始まる語句
自惚家
自惚鏡
自惚心