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膨脹
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ふく
ふりがな文庫
“
膨脹
(
ふく
)” の例文
この時も唯「フム」と鼻を鳴らした
而已
(
のみ
)
で更に取合わぬゆえ、生理学上の美人はさなくとも
罅壊
(
えみわ
)
れそうな
両頬
(
りょうきょう
)
をいとど
膨脹
(
ふく
)
らして、ツンとして二階を降りる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
顔色青き
白雲天窓
(
しらくもあたま
)
の
膨脹
(
ふく
)
だみて、
頸
(
えり
)
は肩に
滅入込
(
めいりこ
)
み、手足は
芋殻
(
いもがら
)
のごとき
七八歳
(
ななつやつ
)
の餓鬼を連れたり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“膨脹”の意味
《名詞》
ふくれること。
物の体積や面積や長さが増えること。
規模や数や量が増えること。
(出典:Wiktionary)
膨
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
脹
漢検準1級
部首:⾁
12画
“膨脹”で始まる語句
膨脹力
膨脹律