“膝当（ひざあて）” の例文
昨日、膝当（ひざあて）をした馬の通るのを見て言われるのです。「あの馬は膝をどうしたの。」いかにもかわいらしいお子様です。
レ・ミゼラブル：04 第一部　ファンテーヌ (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)
「フォーヴァン爺（じい）さん、鈴のついた膝当（ひざあて）をも一つこしらえなさい。これから二ついりますからね。」
レ・ミゼラブル：05 第二部　コゼット (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)
その室の壁には、膝当（ひざあて）と負籠（おいかご）とをかける二つの釘（くぎ）のほかに、飾りとして一七九三年の王家の紙幣が、暖炉の上の方に壁にはってあった。その模写は次のとおりである。
レ・ミゼラブル：05 第二部　コゼット (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)
フォーシュルヴァンは急に鈴のついた膝当（ひざあて）を釘（くぎ）から取りおろして、それを膝（ひざ）にはめた。
レ・ミゼラブル：05 第二部　コゼット (新字新仮名) ／ ヴィクトル・ユゴー(著)