“膏性”の読み方と例文
読み方割合
あぶらしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
指紋まで見えそうに写っている足跡を見ると、浩は急に、年中湿って冷たかった、膏性あぶらしょうの庸之助の手の感触を思い出した。その思い出が、急に焼けつくほどの愛情を燃え立たせた。
日は輝けり (新字新仮名) / 宮本百合子(著)