腰高塀こしだかべい)” の例文
じょうに足らぬひのきが春に用なき、去年の葉をかたとがらして、せこけて立つうしろは、腰高塀こしだかべい隣家となりの話が手に取るように聞える。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)