ほじし)” の例文
こんな奇効ある故か、道家に尹喜いんき穀を避けて三日一たび米粥を食い白馬血をすすり(『弁正論』二)、黄神甘露を飲み駏驉きょきょほじしを食うという。
たるの佳酒と、鹿のほじしを携えて、あした南山をおとなえと。そして、南山の大きな樹の下に、碁盤ごばんをかこんで、碁を打っている二人があろう。ひとりは北へ向って坐し、紅衣を着、容姿もうるわしい。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)