“脚気患者”の読み方と例文
読み方割合
かつけやみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色の変つた独逸ドイツ帽を大事さうに頭に載せた格好は何時いつ見ても可笑をかしい。そして、何時でも脚気患者かつけやみのやうに足を引擦つて歩く。甲田は何がなしに気の毒な人だと思つた。そして直ぐ可笑しくなつた。
葉書 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)