“脊僂”の読み方と例文
読み方割合
せむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室の向うの片隅に小さくなって背屈しゃがんで居る、夜前思うた通り脊僂せむしの男、イヤ未だ男とも云い難い十五六の子供であるが、其の穢く汚れて居る事は譬うるに物もない
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
ハテな脊僂せむしででも有ろうかと其の瘤を探り直すと、出し抜けに彼は余を跳ね返した。
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)