胡蝶ちょう)” の例文
世はいくさでも、胡蝶ちょうが舞う、撫子なでしこ桔梗ききょうも咲くぞ。——馬鹿めが。(呵々からからと笑う)ここに獅子がいる。お祭礼まつりだと思って騒げ。(鑿を当てつつ)槍、刀、弓矢、鉄砲、城の奴等やつら
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
桔梗 花も胡蝶ちょうもお気に入って、お嬉しいんでございましょう。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)