トップ
>
胎内潜
>
たいないくぐ
ふりがな文庫
“
胎内潜
(
たいないくぐ
)” の例文
いずれにしても苦いところを我慢して
尾
(
つ
)
いて行った。また
胎内潜
(
たいないくぐ
)
りのような穴を抜けて、三四間ずつの段々を、右へ左へ折れ尽すと、路が
二股
(
ふたまた
)
になっている。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ここに俗に
陶器師
(
すえものし
)
と呼ばれた奇妙な賊が住んでいた。今日のいわゆる
胎内潜
(
たいないくぐ
)
り——その辺に巣食っていたのであって、
名詮自性
(
みょうせんじしょう
)
表向きは陶器を焼いていた。年は三十七八歳、蒼白い顔色、
調
(
ととの
)
った目鼻。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
胎
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“胎内”で始まる語句
胎内
胎内佛
胎内竇