肱笠雨ひじがさあめ)” の例文
御禊みそぎの式もまだまったく終わっていなかったが人々は立ち騒いだ。肱笠雨ひじがさあめというものらしくにわか雨が降ってきてこの上もなくあわただしい。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)