肌目はだめ)” の例文
手がよく肥えて肌目はだめの細かくて白いのをながめているうちに、見がたい物を見た満足よりも物思いが急にふえたような気が源氏にした。源氏はこの時になってはじめて恋をささやいた。
源氏物語:24 胡蝶 (新字新仮名) / 紫式部(著)