まう)” の例文
しかも口づから承知して置きながら十日とたゝぬにまうろくはなさるまじ、あれ彼の懸け硯の引出しにも、これは手つかずの分と一ト束、十か二十か悉皆みなとは言はず唯二枚にて伯父が喜び伯母が笑顏
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)