“老聾”の読み方と例文
読み方割合
らうろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遙雷はなりたれども老聾らうろうきこえざるなりと。筑前は十月廿四日大雷大雨と申こと。雨は八月に少々ふり、其後まだふらず、冬之大旱也。御地は雨しげく候よし、ふるもふらぬもさだめなき世の中也。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)