“老旦那”の読み方と例文
読み方割合
ろうだんな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町巾まちはば其処そこだけ広がっているのが妙に嫌な気持ちにさせる。俥宿と馬舎との間の地処にかこいをして草を植え、植木棚をつくり、小さなほこらを祭って、毎朝表通りの店から散歩にくる老旦那ろうだんなもあった。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)