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美留女
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みるめ
ふりがな文庫
“
美留女
(
みるめ
)” の例文
妾はあの夢を見てから
後
(
のち
)
は、明け暮れ自分の
室
(
へや
)
に閉じ籠もって、
美留女
(
みるめ
)
姫であった昔が本当か、今の美紅の身の上が本当か考えましたが、どうしても解りませんでした。
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
紅木
(
べにき
)
公爵という、丈の高い、黒い髪を生やした、あの
美留女
(
みるめ
)
姫のお父様によく
肖
(
に
)
た総理大臣と、沢山の護衛の兵士に連れられて、お城の北の
紫紺樹
(
しこんじゅ
)
という樹の林の中に在る
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
美留女
(
みるめ
)
姫に誘われて一所にあとから逃げながら、このお爺さんの
喚
(
わ
)
めき声を聞き付けて不図うしろをふり返ると、その顔を一目見るや否や、お爺さんは又もや腰の抜ける程驚いた様子で——
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“美留女”で始まる語句
美留女姫