“美留女”の読み方と例文
読み方割合
みるめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妾はあの夢を見てから後(のち)は、明け暮れ自分の室(へや)に閉じ籠もって、美留女(みるめ)姫であった昔が本当か、今の美紅の身の上が本当か考えましたが、どうしても解りませんでした。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)
紅木(べにき)公爵という、丈の高い、黒い髪を生やした、あの美留女(みるめ)姫のお父様によく肖(に)た総理大臣と、沢山の護衛の兵士に連れられて、お城の北の紫紺樹(しこんじゅ)という樹の林の中に在る
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)
美留女(みるめ)姫に誘われて一所にあとから逃げながら、このお爺さんの喚(わ)めき声を聞き付けて不図うしろをふり返ると、その顔を一目見るや否や、お爺さんは又もや腰の抜ける程驚いた様子で——
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作、杉山萠円(著)