美濃衆みのしゅう)” の例文
「弓矢の家にいるからには、これくらいな気くばりは当り前だよ。美濃衆みのしゅうは、こんなことぐらいに感心するほど皆、ぼんやりしているのかね」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美濃衆みのしゅう広瀬兵衛ひろせひょうえにござります。あの辺は美濃ざむらいの広瀬が領地の由を、三珠院でも申しておりましたが」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)