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紆濤
ふりがな文庫
“紆濤”の読み方と例文
読み方
割合
うねり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うねり
(逆引き)
第一の
紆濤
(
うねり
)
、第二の紆濤、第三の紆濤には天運が船を顛覆からかばってくれた。しかし特別に大きな第四の紆濤を見た時、船中の人々は観念しなければならなかった。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
ほっと
安堵
(
あんど
)
の息をつく
隙
(
すき
)
も与えず、後ろを見ればまた
紆濤
(
うねり
)
だ。水の山だ。その時
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
どう吹こうとためらっていたような疾風がやがてしっかり方向を定めると、これまでただあてもなく立ち騒いでいたらしく見える三角波は、だんだんと丘陵のような
紆濤
(
うねり
)
に変わって行った。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
紆濤(うねり)の例文をもっと
(2作品)
見る
紆
漢検1級
部首:⽷
9画
濤
漢検準1級
部首:⽔
17画
“紆”で始まる語句
紆余曲折
紆余
紆曲
紆
紆波
紆廻
紆直
紆縈
紆行
紆路