“紅脂(べに)” の例文
成程、今の世、実事によくうつすを好む故、真の家老の身振口上をうつすとは云へども、さらばとて、真の大名の家老などが、立役の如く顔に紅脂(べに)白粉(おしろひ)をぬることありや。
実物と模型 (新字旧仮名) / 相馬御風(著)
七歳の時紅梅(こうばい)を御覧じて「梅の花紅脂(べに)のいろにぞ似たる哉阿古(あこ)が顔にもぬるべかりけり」十一の春(斉衡二年)父君より月下梅(げつかのうめ)といふ詩(し)の題(だい)を玉ひたる時即坐(そくざ)に「月ノ輝(カヽヤクハ)如シ二晴(ハル)、 ...
七歳の時紅梅(こうばい)を御覧じて「梅の花紅脂(べに)のいろにぞ似たる哉阿古(あこ)が顔にもぬるべかりけり」十一の春(斉衡二年)父君より月下梅(げつかのうめ)といふ詩(し)の題(だい)を玉ひたる時即坐(そくざ)に「月ノ輝(カヽヤクハ)如シ二晴(ハル)、 ...