トップ
>
紅毛人
>
こうまうじん
ふりがな文庫
“
紅毛人
(
こうまうじん
)” の例文
(
紅毛人
(
こうまうじん
)
たちの悲劇論はここでは不幸にも通用しない。悲劇を作るものは人生である。美学者の作るわけではない。)
機関車を見ながら
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
自分の榮華のために、
紅毛人
(
こうまうじん
)
に御國の
寶
(
たから
)
をやつて、厄體もない贅澤な品物を買入れ、それを
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おまけにあの方の一家一族——
長崎画
(
ながさきゑ
)
に出て来る
紅毛人
(
こうまうじん
)
も皆同じ事ではありませんか? あたしはあの人たちの顔を見てさへ胸が悪くなつて来る位です。
長崎小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ではかう云ふ小説は
紅毛人
(
こうまうじん
)
以外には書かなかつたか? 僕は僕等日本人の為に志賀直哉氏の諸短篇を、——「
焚火
(
たきび
)
」以下の諸短篇を数へ上げたいと思つてゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕等は、——少くとも僕は
紅毛人
(
こうまうじん
)
の書いた詩文の意味だけは理解出来ないことはない。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
家内の容子差し覗き候所、篠宅の戸を開け放ち候中に、
紅毛人
(
こうまうじん
)
一名、日本人三名、各々
法衣
(
ころも
)
めきし黒衣を着し候者共、手に手に
彼
(
かの
)
くるす、乃至は香炉様の物を差しかざし候うて、同音に、はるれや
尾形了斎覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“紅毛人(
紅毛
)”の解説
紅毛(こうもう)、または紅毛人は、主に17世紀から19世紀にかけ(日本では江戸時代)、日本、福建・台湾、東南アジア華僑・華人社会などで使われた、白人(あるいはその一部・特定の国民)に対する呼称である。
閩南語(福建語)読みを音写した ang mo / ang moh(アンモ、アンモー)は、現代では侮蔑語・差別語とみなされることがある。中国語では侮蔑の意味を強めた「紅毛屎」「紅毛鬼」「紅毛猴」「紅気鬼子」という表現もある。
(出典:Wikipedia)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“紅毛”で始まる語句
紅毛
紅毛碧眼
紅毛氈
紅毛子
紅毛碧瞳
紅毛黒衣